変則的なシフト勤務をこなす看護師にとって、最大の課題となるのが睡眠のコントロールである。
特に夜勤の前後では、本来眠るべき時間帯に活動し、日中に休息をとらなければならず、体内時計が大幅に狂いやすい。
この不規則な生活リズムの中でも、いかに短時間で深く眠り、心身を効果的に休ませることができるかが、日々の健康を維持する生命線となる。
日中の睡眠であっても、夜間と同じように身体を深く回復させるためには、睡眠の質を極限まで高める工夫が必要だ。
たとえば、夜勤明けに帰宅する際は、強い太陽光を浴びないようサングラスを着用するなどして、脳に夜が来たと錯覚させる取り組みが良いとされている。
また、帰宅後にぬるめのお風呂に浸かり、副交感神経を優位にすることも、スムーズに入眠を促すうえで役に立つ。
睡眠を取るうえでとにかく重要なのが、光や音を完全に遮断した完璧な就寝環境を整えることである。
遮光カーテンを使って寝室を完全に暗くし、空調管理を完璧にして耳栓等で静かな状態を確保することで、日中であっても深い眠りを得やすくなるだろう。
加えて、自分に合う枕を購入したり、アロマを活用したりするのも良い方法だ。
医療現場の激務を乗り越えたいのなら、こうした取り組みで徹底的に睡眠にこだわる必要があるといえる。
睡眠不足は、免疫力の低下や集中力の低下に直結するため、調子が優れない看護師はぜひ睡眠の質向上に力を入れてみてほしい。